東京都心は10時台に35℃到達 午後は体温上回る危険な暑さに

ウェザーニュース

今日8月3日(水)も関東や東海、西日本は太平洋高気圧に覆われて、午前中から厳しい暑さになっています。すでに一部では猛暑日となり、東京都心は昨日より1時間ほど早く35℃に到達しました。

東京は4日連続の猛暑日

太平洋高気圧の勢力は昨日に比べると幾分弱まったものの、引き続き関東や東海、西日本にかけての広い範囲を覆っています。連日の暑さで、朝の気温があまり下がらず、最低気温は東京都心で28.2℃、大阪市で28.3℃など都市部を中心に28℃台の所が多くなりました。

強い日差しで気温の上昇ペースは早く、10時20分までの最高気温は三重県桑名市は36.5℃を記録。東京都心でも昨日より1時間ほど早い10時18分に35℃に到達し、4日連続の猛暑日になっています。

内陸部は38～39℃の猛烈な暑さに

3日(水)午後の暑さ指数(WBGT)の予想

午後も夏空が続くため気温はさらに上がり、最高気温は東京都心や大阪市で36℃、名古屋市は37℃の予想となっています。内陸部では38～39℃と体温を大きく上回るような危険な暑さとなる見込みです。

暑さ指数(WBGT)の予想を見ても、関東から東海、西日本の各地に「非常に危険」なレベルを示す濃い紫色の領域が見られています。熱中症警戒アラートは35都府県に発表中です。

熱中症の危険性が非常に高いため、屋外での活動はできるだけ控え、やむを得ず長時間、屋外にいる場合は、こまめな水分補給や塩分補給、涼しい所での休憩など、基本的な熱中症対策を徹底してください。室内の温度も上がりやすいので、適切なエアコンの使用による室温調整も欠かせません。