東北大雨で河川氾濫、浸水被害も 雨が落ち着いてもしばらく警戒を

ウェザーニュース

今日8月3日(水)は東北北部を中心に記録的な大雨となり、河川の増水が相次ぎました。一部では氾濫も発生し、浸水被害も出ています。

河川の増水、氾濫が相次ぐ

活発な前線の影響で東北北部は記録的な大雨となりました。12時間雨量は青森県平川市・碇ケ関で178.5mm、深浦町で172.0mm、秋田県大館市・陣場で169.5mmなど各地で観測史上1位の記録を更新しています。

岩手県一戸町では馬淵川が氾濫し、周辺の住宅地で浸水被害が発生しました。そのほかにも多くの河川が増水、氾濫しており、14時15分の時点で青森県岩木川水系・平川上流には氾濫危険情報が発表されています。

すでに青森県や岩手県など東北北部の雨は弱まっているものの、川の水位は雨のピークから遅れて上昇するケースがあるため、まだ油断ができません。

雨が落ち着いても増水した川の様子を見に行くのは大変危険ですので、絶対に避けるようにしてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）