石川県 梯川・手取川が氾濫のおそれ 警戒レベル4相当の氾濫危険情報発表

ウェザーニュース

石川県の梯川（かけはしがわ）や手取川（てどりがわ）が増水し氾濫危険水位に到達したため、氾濫危険情報【警戒レベル4相当】が発表されました。

氾濫危険水位に到達したのは、梯川の埴田水位観測所（小松市）と手取川の鶴来水位観測所（白山市）で、氾濫が発生すると小松市、能美市、金沢市、野々市市、白山市、川北町では浸水被害が発生するおそれがあります。すぐに安全な場所へ避難するか、自宅の中ではなるべく上の階で安全を確保するようにしてください。

小松市内では、「緊急安全確保（レベル5）」の避難情報の発令されている所があります。既に浸水が始まっている場合などは、どうにかして身の安全確保をするようにしてください。

明日にかけて雨は強弱を繰り返す見通し

ウェザーニュースアプリより

石川県や福井県では、今日8月4日(木)未明から雨が強まり、一時的に線状降水帯が解析されるほどの大雨となっています。

石川県では今夜にかけて強い雨の降りやすい状況が継続し、明日も一時的に雨が強まる可能性があります。一旦雨が弱まっても川の水位は上昇するおそれがありますので、不用意に川の様子を見に行ったりしないようにしてください。


また、土砂災害の危険度も高まっています。崖や川の近くなど土砂災害の発生するおそれのある地区にお住まいの方は、早めの避難を心がけるとともに、市町村から発表される避難勧告などの情報に注意してください。