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熱中症警戒アラート 西日本の15県に発表 今日5日(金)対象

ウェザーニュース / 2022年8月5日 7時0分

ウェザーニュース

環境省と気象庁は、今日5日(金)を対象とした熱中症警戒アラートを、福岡県や兵庫県など西日本の15の県に対して発表しました。

対象エリアでは特に熱中症のリスクが高くなるため、こまめな塩分・水分補給はもちろん、室内でも無理せずにエアコンを使用するなど、熱中症予防を万全に行ってください。

万全の熱中症対策を

<熱中症警戒アラート発表 今日5日(金)対象>
 兵庫県・和歌山県
 島根県・鳥取県・広島県
 香川県・愛媛県・徳島県
 福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県
 宮崎県・鹿児島県(奄美除く)

今日5日(金)は、日差しの届くことがあっても急な雨の降るところが多くなります。それでも、最高気温は鹿児島で35℃、福岡は34℃とムシムシとした厳しい暑さです。こまめな水分補給など、熱中症対策が欠かせません。

暑さ指数(WBGT)が上がり、熱中症の危険性が非常に高くなるところがあるので、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。

環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。

暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。

熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。

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