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北陸や西日本で局地的に激しい雨 道路冠水などに警戒

ウェザーニュース / 2022年8月5日 8時0分

ウェザーニュース

昨日4日(木)に北陸で記録的な大雨を降らせた雨雲は昨夜のうちに弱まりました。ただ、今朝になって日本海で発生した雨雲が北陸に流れ込み激しい雨を降らせています。

昨日までの大雨ですでに河川が増水したり、地盤が緩んでいる可能性があります。土砂災害などが発生しやすい状態になっていますので、危険な場所には近づかないようにしてください。

福井県では記録的短時間大雨情報の発表相次ぐ

西日本や北陸には暖かく湿った空気が流れ込んでいることに加えて、福井県周辺では風がぶつかることで雨雲が発達して、今朝は記録的短時間大雨情報が相次いで発表されました。アメダスの観測でも福井県美浜町では7時までの1時間に65.0mmの非常に激しい雨が降りました。

また、日本列島の上空には寒気があるため大気の状態が不安定になっており、中国地方や九州でも局地的に雨雲が発達しています。島根県浜田市の弥栄では7時20分までの1時間に53.5mmの非常に激しい雨を観測しました。大雨警報や土砂災害警戒情報が発表されているところがあり、このあとも局地的な激しい雨の降るおそれがあります。

日本海から北陸周辺への雨雲の流れ込みは、昼頃までには収まるとみています。ただ、午後にかけても西日本や東日本の広い範囲で大気の状態が不安定な状況は続くため、雷を伴った局地的な激しい雨の降るおそれがあります。道路冠水や河川増水などに警戒をしてください。

昨日までの大雨地域 雨が止んでも油断禁物

新潟県や山形県、石川県などでは、昨日4日(木)までに前例のない大雨となっているため、土壌が脆弱になっていることが想定されます。土の中にもまだ多くの水分が含まれている状況です。復旧作業は安全に十分に配慮して行うようにしてください。

過去には雨が止んだあとに、土砂崩れが発生した事例もあります。引き続き、急な斜面など危険なところには近づかないようにしてください。

また、河川についてもだんだんと水位は低下してきていますが、通常時に比べればまだ増水している状況です。様子を見に行ったりはせずに、状況はライブカメラ画像などで確認するようにしてください。

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