北海道は短時間の激しい雨 今夜にかけて道路冠水など警戒

ウェザーニュース

北海道は前線に伴う活発な雨雲が通過中で、局地的に激しい雨が降っています。今夜から明日9日(火)朝にかけて道路冠水などに警戒が必要です。

数10分で道路が冠水するほどの強雨

北東から南西に伸びる発達した雨雲の帯が北海道を通過中です。この雲が通過するタイミングでは雨が強まり、10分間で15mm前後(1時間換算で90mm前後に相当)の雨を観測しています。

こうした雨は長くは続かず20～30分程度ですが、それでも道路が冠水するほどの降り方です。18時30分の時点で北海道の宗谷地方、上川地方、留萌地方、尻別地方、渡島地方に大雨警報や洪水警報が発表されています。

今夜から明日9日(火)の朝にかけては道南を中心に活発な雨雲が通過しやすく、局地的には1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨の降る見込みです。

夜間は道路の状態が見えにくく、大規模な冠水が起こると事故につながるおそれがあります。雨が激しい時間帯の移動はできるだけ避けるようにしてください。