熱中症警戒アラート 東京都など37都府県に発表 今日11日(木)対象
ウェザーニュース / 2022年8月11日 7時0分
環境省と気象庁は、今日11日(木)を対象とした熱中症警戒アラートを、東京都など東北南部から九州・奄美にかけての37都府県に対して発表しました。
対象エリアでは特に熱中症のリスクが高くなるため、炎天下での長時間の行動を避け、室内ではエアコンを使用し、こまめな水分補給を心がけるなど熱中症予防を万全に行ってください。
万全の熱中症対策を
<熱中症警戒アラート発表 今日11日(木)対象>
福島県・茨城県・栃木県・群馬県
埼玉県・東京都・神奈川県・千葉県
長野県・山梨県・静岡県・愛知県・三重県
新潟県・富山県・石川県・福井県
滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県
広島県・島根県・鳥取県・山口県
徳島県・香川県・愛媛県・高知県
福岡県・大分県・長崎県・熊本県
宮崎県・鹿児島県(奄美地方含む)
今日も東日本と西日本は、強い日差しが届いて気温が上昇します。予想最高気温は35℃前後で、湿度も高く厳しい蒸し暑さになります。
暑さ指数(WBGT)が上がり、熱中症の危険性が非常に高くなるところがあるので、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。
熱中症警戒アラートとは
熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。
環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。
暑さ指数(WBGT)とは
暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。
熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。
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