台風8号と大雨によるお盆期間中の交通機関への影響予測(12日更新)

ウェザーニュース

台風8号や前線による大雨により、お盆期間中の高速道路や新幹線などの電車、飛行機への影響が懸念されます。

ウェザーニュース交通気象センターから13日(土)～15日(月)の気象による影響予測をお伝えします。

＜高速道路＞大雨により速度規制の可能性も

明日13日(土)は、台風8号が東海や関東に上陸のおそれがあります。そのため、東海は午前から、関東や甲信では午後から大雨により速度規制などの影響がある見込みです。

前線による大雨の影響が続く東北北部では、通行止めのリスクがあります。先日からの大雨ですでに通行止めとなっている所もありますので、帰省などで移動を予定されている方は、十分にご注意ください。

また、14日(日)については、前線に向かって湿った空気が流れ込むため、各地で局地的な強い雨が予想されています。その影響で西日本から東日本の高速道路では速度規制の可能性があります。

さらに、東北では15日(月)から16日(火)にかけて再び前線による大雨が予想されるため、表には記載されていない16日(火)に関しても、こまめに最新情報をご確認ください。

＜鉄道＞遅延や一時的に運転見合わせの可能性

鉄道への影響予測

＜新幹線の影響予測＞
明日13日(土)は、台風8号による大雨の影響で東海道新幹線では遅延や一部運転見合わせなどの可能性があります。

また、前線による大雨の影響で15日(月)から16日(火)にかけて北海道や東北を走る新幹線で、遅延や一部運転見合わせなどが懸念されます。

＜在来線の影響予測＞
在来線でも同じように13日(土)は東海や関東で台風による大雨の影響で、特に静岡県や千葉県の南部などの列車で運休や運転を見合わせる可能性があります。

前線による雨の影響が続く東北北部でも、遅延や一部運転見合わせなどが発生するおそれがあります。

また、15日(月)から16日(火)にかけても前線による影響が続く見込みのため、今後の前線の動向に注意が必要です。

電車を使って移動を予定されている場合は、各鉄道会社のホームページなどで最新の運行情報を確認するようにしてください。

＜航空＞遅延や条件付き運航の可能性

飛行機の影響予測

台風8号による大雨や気流の悪化で、13日(土)は関東で遅延・条件付き運航、東海では大幅な出発遅延や欠航となる可能性があります。

東北北部や日本海側では前線による大雨、南部の太平洋側は台風の影響で遅延・条件付き運航の可能性があります。また、15日(月)から16日(火)にかけても前線の動向により、大雨の影響が出るおそれがあります。

特に13日(土)は、台風の影響で東海や関東の鉄道や高速道路にも影響が出るおそれがあるため、空港への移動や到着後の移動手段も含めて時間に余裕をもって、各交通機関からの情報を確認するようにしてください。