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台風8号は明日午後、東海・関東に上陸のおそれ 200mm超の大雨に警戒

ウェザーニュース / 2022年8月12日 15時55分

ウェザーニュース

8月12日(金)15時現在、台風8号(メアリー)は日本の南をゆっくりと北上しています。

今後は少し速度を上げて北上し、明日13日(土)の朝に東海沖に達する見込みです。その後は進路を東寄りに変えて、明日午後には東海か関東に上陸するおそれがあります。台風の接近に伴って大雨となり、交通機関の乱れやお盆のイベント等に影響が出る可能性があるため警戒してください。


▼台風8号 8月12日(金)15時
 中心位置   日本の南
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北北東 ゆっくり
 中心気圧   1002 hPa
 最大風速   18 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 25 m/s

大雨による河川増水などに警戒

予想降水量 13日(土)夜まで

台風と太平洋高気圧の間を吹く強い南風が湿った空気を送り込み、静岡県を中心とする東海地方は台風の接近前から雨が強まっています。すでに降り始めからの雨量は多い所で150mmに達しました。

明日には台風の周辺を取り巻く活発な雨雲がかかってくるため東海では断続的に強雨が続き、関東でも夕方から夜をピークに雨が強まる見込みです。

ピーク時は1時間に40mm以上の激しい雨が降り、これから明日夜までに降る雨の量は静岡県の多い所で200mm以上、関東でも西部の山沿いでは150mmを超える所がある予想となっています。道路の冠水や土砂災害、河川の増水等に警戒が必要です。

天気回復後も油断はせずに

14日(日)昼の波の高さの予想

14日(日)は台風が離れて関東などは天気が回復、台風一過の青空の広がる所が多くなります。

ただ、大雨が予想されていますので、川の水位はすぐには下がりません。増水した川は普段より流れが早く、危険な状況になっていますので、近づかないようにしてください。

また、沿岸部では波の高い状態が続く予想です。お盆休み期間中ということで、山や海のレジャーを予定されている方がいらっしゃると思われますが、安全を第一に行動することが重要です。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風8号の名前「メアリー(Meari)」は北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が提案した名称で、やまびこという意味の言葉から名付けられています。

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