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東海や九州で局地的に激しい雨 道路冠水や落雷などに警戒

ウェザーニュース / 2022年8月12日 14時0分

ウェザーニュース

今日12日(金)は湿った空気が流れ込んでいる影響で、西日本、東日本の広い範囲で大気の状態が不安定になっています。特に東海や九州で雨雲が発達しており、警戒が必要です。

九州各地で短時間の激しい雨

日本列島の上空には暖かく湿った空気が流れ込んでいます。シアーライン(風の流れが変化する境界線)が形成されている九州や東海では、局地的に雨が強まっている状況です。

九州は午後になって長崎県内に活発な雨雲が広がり、長崎市では13時40分までの1時間に33.0mmの激しい雨を観測しました。激しい雨によって道路が冠水しはじめている所があります。

九州では夕方にかけて短時間の激しい雨や落雷のおそれがありますので、注意をしてください。

東海は台風接近前から雨量が増加

雨雲レーダー

東海地方は台風8号と太平洋高気圧の間を吹く南寄りの風によって、湿った空気が次々に供給されています。静岡県では風が山にぶつかることで上昇気流が発生して雲が発達しやすく、1時間に30mmを超えるような激しい雨が断続的に降っている状況です。

13時30分までの24時間雨量は、藤枝市・高根山で135.0mm、伊豆市・土肥で132.5mmに達するなど、すでに100mmを超えています。これから夜にかけても断続的に強雨となり、明日13日(土)は台風8号の接近で雨量が増す見込みです。

総雨量は多い所で200mmを超え、300mm近くに達するおそれがありますので、河川の増水や土砂災害などに警戒をしてください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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