東北北部で雨が強まる 激しい雨による災害発生に警戒

ウェザーニュース

今日13日(土)も北日本に前線が停滞し、東北北部を活発な雨雲が通過しています。昼頃にかけて局地的に非常に激しい雨の降るおそれがあり厳重な警戒が必要です。

活発な雨雲が次々と通過

6時20分までの1時間に秋田県秋田市・大正寺で38.5mmの激しい雨、由利本荘市・本荘で26.5mmの強い雨を観測しました。

未明には、秋田県鹿角市北部付近で1時30分までの1時間に約100mmの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。

また、秋田県五城目町は「緊急安全確保」の避難情報を発令しました。内川川と富津内川の氾濫による発令です。

昼頃にかけ非常に激しい雨のおそれ

秋田県周辺では前線の活動が活発な状況が続き、局地的には1時間に80mmを超えるような猛烈な雨の降るおそれがあります。線状降水帯が発生した場合にはさらに雨量がかさむおそれがあります。

雨雲の動きによっては同じような所で強雨の続く可能性もあります。少なくとも今日いっぱいは河川の急な増水や氾濫、低い土地の浸水、土砂災害などの危険性が高まりますので、厳重な警戒が必要です。