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長野県で白虹が出現 そばの花や北アルプスとの共演

ウェザーニュース / 2022年8月19日 8時15分

ウェザーニュース

今日19日(金)朝は、移動性の高気圧に覆われて穏やかに晴れているところが多くなっています。

内陸部では気温も下がり、長野県では最低気温が10℃近くまで下がったところもありました。この気温低下によって霧が発生したところがあり、白馬村ではその霧が解消していく中で白いアーチが見られました。これは「白虹」もしくは「霧虹」と呼ばれる現象です。

見頃を迎えているそばの花と、奥には北アルプスの山々も見え、初秋の気配漂う朝となりました。

日光が霧に反射して発生

白虹と七色の虹の原理

通常の虹は太陽の光が雨に反射する際、雨粒がプリズムの役割を果たして太陽光が分光されるため、七色に見えます。

一方、白虹は太陽の光が霧の粒に反射・散乱して見られます。霧の粒は雨粒より細かいためプリズムのように分光されず、全ての波長(色)の光が同じように散乱されるため、白く輝いて見えます。また、回折と呼ばれる現象によって太陽の光が曲げられ、その曲げられた光が集中するところが明るく見られることも、白く輝いて見える一因です。

太陽の高さが低い朝や夕方に霧が出ていて解消に向かうときに、このような白い虹が見られることがあります。

昼間は気温上昇 蒸し暑さは軽減

今日は広く高気圧に覆われて穏やかな晴天となります。朝に冷え込んで霧が発生したところでも、解消して青空が広がる見込みです。

朝は秋の気配が感じられたものの、昼間は30℃以上になるところが多くなります。ただ、北日本から近畿までは夏の蒸し暑さというよりは、少しカラッとした体感になりそうです。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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