関東は秋の気配が大幅アップ 朝晩の空気感に変化

ウェザーニュース

今日19日(金)の関東は朝から青空が広がっています。日差しはまだ強烈ですが、空の青さや空気感に秋の気配が感じられました。特に朝晩に秋を感じる方が大幅に増えています。

秋の気配を感じた方は70%に

ウェザーニュースアプリ利用者に「秋の気配を感じますか？」という質問を行った所、「朝晩だけ感じる」と「感じる」を合わせた割合が70%に達しました。

特に「朝晩だけ感じる」の割合は、昨日の34%から54%へと大幅にアップしています。昨日から今日にかけて季節の前進を感じた方が多いことがわかりました。

東京都心の6時の気温を比べると、昨日の24.6℃に対し今日が23.8℃と1℃ほど低いだけでしたが、湿度は95%から70%と大きく下がっていて、秋の空気感につながったとみられます。

関東付近は初秋の空気に覆われる

19日(金)9時の実況天気図

昨日の午前中、関東各地に強い雨を降らせた前線は、真夏の空気と晩夏～初秋の空気を分けるものです。

前線が南に離れた今日の関東は初秋の空気に覆われたため、最高気温こそ東京都心で32.5℃まで上がりましたが、最小湿度は41%と約1か月ぶりの低さで、比較的カラッとした暑さでした。

ただ、明日20日(土)は初秋の空気をもたらした高気圧が東に離れ、新たな低気圧や前線が近づいてきます。真夏の空気は流れ込まないものの、今日よりは湿度がアップし、蒸し暑くなる見込みです。

この後は夏を秋を行き来しながら季節が進んでいくとみられます。