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北陸で雨が強まり大雨警報発表 午後は雨の範囲が全国に広がる

ウェザーニュース / 2022年8月20日 10時15分

ウェザーニュース

今日20日(土)は低気圧や前線の接近に伴い、日本海側から雨が降り出しています。北陸には活発な雨雲がかかって雨が強まってきました。午後にかけては全国各地に雨の範囲が広がる見込みです。

日本海側は非常に激しい雨の降るおそれ

低気圧や前線の接近に伴って、北海道から北陸にかけての日本海側では朝から雨の所が多くなっています。

特に北陸周辺の雨雲は発達していて、10時00分までの1時間には石川県かほく市で25.0mmの強い雨、金沢市では9.5mmの雨を観測しました。地震が多発して、地盤の緩んでいる可能性がある石川県能登半島には、すでに大雨警報が発表されています。

北陸を中心とした本州の日本海側では今夜にかけて断続的に活発な雨雲が通過し、局地的には1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨の降るおそれがあります。土砂災害や河川の増水などに警戒が必要です。

午後は太平洋側でも雨が降り出す

20日(土)夕方の雨雲の予想

午後は次第に前線が南下するため、雨の範囲は日本海側だけに留まらず、太平洋側にも拡大する見込みです。関東や東海など日差しが出ている所でも、雲は厚みを増して雨が降りやすくなってきます。これからの外出には折りたたみの傘など雨具が必須です。

南からは暖かく湿った空気が流れ込んでいるため前線の活動は活発になり、雨雲が発達する可能性があります。特に西日本から東海にかけては一時的に強い雨が降ったり、雷を伴う所がありますので、油断ができません。

また、西日本、東日本の太平洋側は明日21日(日)も前線の影響が残って、雨の降りやすい天気が続く見込みです。

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