熱帯低気圧が発達 フィリピンの東で「台風9号」発生の可能性

ウェザーニュース

8月21日(日)15時現在、フィリピンの東で熱帯低気圧が発達中です。気象庁はこの熱帯低気圧について、24時間以内に台風に発達する見込みとの情報を発表しました。

台風が発生すれば、台風9号と呼ばれることになります。

▼熱帯低気圧　8月21日(日)15時現在
　中心位置　　　フィリピンの東
　移動　　　　　西南西　ゆっくり
　中心気圧　　　1000 hPa
　最大風速　　　15 m/s (中心付近)
　最大瞬間風速　23 m/s

沖縄の先島諸島に間接的な影響も

熱帯低気圧は今後、北西方向に進むとみられ、日本列島に直接影響する可能性は低い見通しです。

沖縄では先島諸島を中心に湿った空気が流れ込みやすくなり、間接的に影響が出てくるかもしれません。台風の動向や最新見解を、随時ご確認ください。

8月の平年の発生数は5.7個

平年の台風発生数

台風が発生した場合、8月に入っての発生は7号と8号に続いて3つめとなります。

8月の台風発生数の平年値は5.7個で、台風の発生が1年で最も多い時期です。台風シーズンが続くため、最新の情報には注意してください。