週末は秋雨前線が活発に 東日本や北日本で雨が強まるおそれ

ウェザーニュース

週後半は秋雨前線が日本付近に停滞し、曇りや雨のところが多くなります。特に週末は前線の活動が活発になり、東日本や北日本で雨の強まるおそれがあるため注意が必要です。

前線付近やその南側で雨雲が発達

27日(土)昼間の降水の予想

今日23日(火)、北日本を通過している前線は明日24日(水)になると、本州付近でいったん不明瞭になります。その後、26日(金)頃には上空の気圧の谷が接近し、前線の活動が活発になって日本付近に停滞する予想です。

いわゆる「秋雨前線」の性質をもった停滞前線で、26日(金)〜28日(日)頃は雨の降るところが多くなります。前線に向かって南からは暖かく湿った空気が流れ込み、前線付近や前線の南側で雨雲が発達しやすくなる見込みです。東日本や北日本は広い範囲で雨が強まり、雨量がまとまるおそれがあります。

29日(月)以降も前線は日本付近に停滞しやすく、西日本を含めて全国的に強い雨の降る可能性があります。

前線の位置や強さの予測は難しく、強い雨が降るタイミングやエリアはまだ誤差が大きい状況です。こまめに最新の情報を確認するようにしてください。