小笠原諸島「海徳海山」に噴火警報(周辺海域)を発表 変色水を確認
ウェザーニュース / 2022年8月23日 20時0分
今日23日(火)20時00分、小笠原諸島の「海徳海山」に噴火警報(周辺海域)が発表されました。海上保安庁により変色水が確認されたためです。
海徳火山の周辺海域では、海底噴火に警戒してください。
火山活動の状況及び予報警報事項
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202208/202208230245_box_img1_A.jpg?1661253413)
提供:海上保安庁
海上保安庁が本日(23日)実施した上空からの観測によると、海徳海山(北緯26度07.6分、東経141度06.1分、母島の南西約120km)付近で変色水が確認されました。
今後、海底噴火が発生する可能性があります。
▼対象市町村等
噴火警報(周辺海域):周辺海域警戒
東京都小笠原村
防災上の警戒事項等
海徳海山の周辺海域では、海底噴火に警戒してください。また、海底噴火による浮遊物(軽石等)に注意してください。
特異事象の確認は2001年以来
海徳海山では、1984年3月から6月にかけて噴煙や軽石の噴出が認められるなど、マグマが直接関与した可能性のある噴火が発生しました。その後、1984年12月及び1986年6月には変色水が、2001年7月には、海底からの気泡湧出がそれぞれ確認されています。
2001年8月以降は、噴火や変色水、気泡湧出等の特異事象は認められていませんでした。
小笠原周辺では近年、火山活動が活発
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202208/202208230245_box_img4_A.jpg?1661253413)
提供:国土地理院
小笠原周辺では2013年に西之島が噴火して新島が出現し、その後も断続的な噴火活動を継続中です。また、2021年には福徳岡ノ場で規模の大きな噴火が起こり、その際に噴出した軽石は、今も日本列島の各地に漂着しています。
さらに先日は硫黄島付近でも噴火が発生したとみられ、近年は火山活動が活発な状況です。
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