金曜にかけて秋雨前線が停滞 東北から九州は激しい雨に注意

ウェザーニュース

明日9月1日(木)から明後日2日(金)にかけて秋雨前線が日本海側沿岸部に停滞します。

東北から九州にかけては日本海側を中心に激しい雨の降るおそれがあるため注意が必要です。

台風周辺の湿った空気が影響

9月1日(木)18時　雨の予想

今日8月31日(水)は前線に近い北海道の太平洋側や東北北部で雨が強まっています。このエリアでは今夜遅くまで道路冠水や河川の増水に注意が必要です。

その後、明日9月1日(木)から明後日2日(金)にかけて、秋雨前線に向かって南から台風11号周辺の湿った空気が流れ込みます。このため前線付近では雨雲が発達しやすくなる見込みです。

東北から九州にかけての日本海側では雷を伴い1時間に50mm前後の激しい雨の降るおそれがあります。道路冠水や低い土地の浸水などに注意が必要です。

太平洋側の各地でも一時的に雨の強まる可能性があります。急な雷雨にお気をつけください。

その後も雨の降り方に注意を

週末から週明けにかけても台風が東シナ海をゆっくり北上し、秋雨前線は日本海に停滞します。引き続き前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込みやすい見込みです。

今週末は前線が少し北上し、日本海側の大雨のおそれは少なくなりますが、東北から九州にかけては急な強い雨に注意が必要です。来週になると九州から北海道の広いエリアで、台風の進路によっては雨や風が強まり荒れた天気となるおそれがあります。

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