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週間天気予報 台風接近前から大雨のおそれ 沖縄は影響が長引く

ウェザーニュース / 2022年9月1日 15時0分

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・前線が活発化 台風接近前から大雨も
・台風11号が大型化 沖縄は影響長引く
・朝晩の暑さ少し和らぐも昼間は蒸し暑い

前線が活発化 台風接近前から大雨も

期間中は広いエリアで曇りや雨の日が多くなる見込みです。

停滞する秋雨前線に向かって、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込んで、すでに前線の活動が活発しています。九州や四国など西日本の太平洋側も雨雲が発達しやすく、台風が近づく週末から来週にかけて雨量が増加する見込みです。

台風の接近前から大雨となる所がありますので、最新の情報を確認し早めの警戒が必要です。

台風11号が大型化 沖縄は影響長引く

9月3日(土)夜の上空の風の予想

台風11号は勢力を強めるとともに周囲を取り巻く雨雲や強風域が拡大し、大型化が進んでいます。

3日(土)夜の上空の風の予想を見ると、台風の中心が近くを通過する宮古島など先島諸島だけでなく、東に少し離れた沖縄本島周辺まで濃いオレンジ色や赤色で表示されている強い風の領域に入る見込みです。

台風11号が3日(土)~4日(日)にかけて比較的遅い速度で北上することに加え、雨や風の影響範囲が広がることで、沖縄では暴風雨に見舞われる時間が長くなることが懸念されます。暴風雨への対策に加え、食料品などの備蓄も必要です。

【来週は九州に接近】
北上後の台風の進路についてはまだ不確実性が大きくなっています。世界各国の気象機関によるコンピューターシミュレーションの結果では九州の西の海上を進む予測をしているものが多く、九州にかなり近づくものもある状況です。

九州の西を北上した場合、来週は日本列島の広い範囲に影響の出る可能性があります。今後も最新の台風情報をこまめに確認するようにしてください。

朝晩の暑さ少し和らぐも昼間は蒸し暑い

前線の北側に入る北海道はカラッとした空気が入り、秋らしさを感じられる体感となります。関東も朝晩は涼しさを感じられる日があり、季節の歩みを感じられそうです。

ただ、太平洋高気圧や台風の影響で暖かく湿った空気が入りやすく、西日本や東日本では、昼間は30℃前後の蒸し暑さが続く見込みです。
特に6日(火)頃は台風接近に伴うフェーン現象の発生で、北陸では気温がグッと上がる可能性があります。

日々の気温を確認し、服装選びにご注意ください。

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