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台風11号は明日、先島を直撃 来週は日本列島の広範囲に影響

ウェザーニュース / 2022年9月2日 10時45分

ウェザーニュース

9月2日(金)9時現在、非常に強い台風11号(ヒンナムノー)は、沖縄県の先島諸島の南でほとんど停滞しています。

明日3日(土)以降はやや勢力を強めながら北上し、沖縄では4日(日)にかけてが荒天ピークとなる予想です。

来週は台風の進路に近い九州だけでなく、四国や本州・北海道の広範囲で風雨が強まるおそれがあるため警戒が必要です。

▼台風11号 9月2日(金)9時
 中心位置   石垣島の南南東約350km
 大きさ階級  //
 強さ階級   非常に強い
 移動     ほとんど停滞
 中心気圧   935 hPa
 最大風速   45 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 65 m/s
 暴風域半径  95 km
 強風域半径  445 km (北西側560 km, 南東側330 km)


沖縄は丸一日程度、暴風雨が続く所も

3日(土)夜の雨雲の予想

現在は台風の北側に雲が少なく、先島諸島や沖縄本島などは晴れている所が多くなっています。ただ、活発な雨雲が通過するタイミングはあり、急に雨の強まることがある見込みです。

台風が北上を始める明日3日(土)〜4日(日)が荒天のピークとなります。台風の動きが遅いことと大型化が進むことで、暴風雨となる時間が長く、場所によっては丸一日におよぶ予想です。沖縄本島地方でも明日3日(土)の午後から暴風雨に見舞われるおそれがあります。

総雨量が400mmに達するような大雨が予想され、先島諸島では瞬間的に60m/sを超えるような暴風のおそれがあります。外出するのは危険な時間が長くなりますので、今日中に暴風雨への対策や食品・日用品の備えをしておいてください。

4日(日)〜7日(水)にかけ九州から北海道に影響

5日(月)の上空の風の予想

台風11号は4日(日)以降は東シナ海を北上し、6日(火)頃に西日本に近づく予想です。台風本体の接近前から湿った空気の影響で太平洋側を中心に雨が強まるため、台風がまだ離れている4日(日)から大雨のおそれがあります。

台風本体が近づく5日(月)から6日(火)頃には九州を中心に暴風雨となる可能性があるため、今のうちに備えを進めておいてください。

その後、台風が日本海方面に進む7日(水)も東日本や北日本などで風雨が強まることが想定されるため、台風の進路から離れた所でも油断は出来ません。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風11号の名前「ヒンナムノー(Hinnamnor)」はラオスが提案した名称で、国立保護区の名前が由来です。

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