関東は夏を思わせる青い空 にわか雨には要注意

ウェザーニュース

今日6日(火)の関東は各地で青空が広がっています。太平洋高気圧が勢力を強めており、真夏を思わせるような空です。

青い空と白い雲のコントラスト鮮やか

台風11号が日本海を北上する一方で、夏の太平洋高気圧が勢力を強めて関東周辺を覆っています。青い空が広がっている中に、モクモクとした積雲が浮かぶ様子は夏そのものです。

気温も東京都心で32℃まで上昇。湿度も60%台と高めなことから蒸し暑さを感じている方が多く、ウェザーニュースアプリ利用者からの体感報告でも、約60%が「ムシっと暑い」と回答しています。体感的にも秋晴れではなく、夏の晴れという状況です。

夕方にかけて所々でにわか雨

蒸し暑いということはそれだけ空気中の水蒸気が多いことを示しており、気温の上昇によって大気の状態は不安定になっています。シアーライン（風の流れが変化する境界線）周辺では空に浮かぶ積雲が大きく発達して、雨を降らせるほどになってきました。

雨雲レーダーでも神奈川県や千葉県の一部に弱い雨雲を捉えはじめています。

雷雨をもたらすほど雨雲が発達する可能性は低いものの、夕方にかけて所々でにわか雨があってもおかしくありません。洗濯物を外に干されている場合は、念のため空に変化にご注意ください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）