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フェーン現象で金沢は38.5℃ 120年前に並ぶ観測史上1位

ウェザーニュース / 2022年9月6日 15時20分

ウェザーニュース

今日6日(火)は日本海を進む台風11号の影響でフェーン現象が発生し、北陸で気温が上がりました。記録的な暑さになった所もあり、金沢市などで観測史上1位を更新しています。

北陸だけで20地点以上が猛暑日

北陸地方は上空1500m付近で+24℃前後の非常に暖かな空気が流れ込んだこと、晴れて強い日差しが照りつけたこと、台風11号に吹き込む南風でフェーン現象が起きたことで気温が上昇。各地で体温を上回るような厳しい暑さになりました。

石川県金沢市では38.5℃まで上がり、120年前の記録に並ぶ観測史上1位の気温です。また、新潟県三条市で38.8℃、富山市で36.8℃など北陸地方だけで29地点が35℃以上の猛暑日になっています。(15時時点)

関東から近畿にかけても気温は高く、東京都心で32.0℃、大阪市で34.7℃など各地で厳しい残暑でした。

明日は風向き変わり、日本海側は気温上がらず

7日(水)の天気と気温

明日7日(水)の北陸など日本海側は、海からの西または北寄りの風が吹くため、今日ほどは気温が上がりません。金沢市は雲が多いこともあり、最高気温は記録的な暑さだった今日より10℃ほど低い、29℃の予想となっています。

関東や東海は雲が多めながらも30℃前後まで上昇、蒸し暑さが増す見込みです。

九州や中国、四国は各地で日差しが届き、特に太平洋側で気温が上がります。鹿児島市は33℃、高知市は34℃と厳しい残暑です。

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