9月半ばでも残暑衰えず 36℃超え体温並みの暑さの所も

ウェザーニュース

今日14日(水)も西日本から東海にかけて夏の空気に覆われ、厳しい残暑となりました。一部では36℃を超えて体温並みの暑さになった所もあります。

9月としては記録的な暑さの所も

高気圧に覆われ、全国の広い範囲で日差しが届いています。上空1500m付近で＋18℃以上の暖かな空気に覆われた西日本や東海は、強い日差しで気温が上昇しました。

14時までの最高気温が全国で最も高くなったのは愛媛県大洲市で9月として観測史上2位の36.4℃を記録。また、長崎県南島原市・口之津は連日の猛暑日となる36.1℃で、こちらは観測史上1位の記録を更新しました。

そのほか、東京都心で32.3℃、大阪市で34.0℃など各地で厳しい残暑になっています。

明日は少し暑さが落ち着く

15日(木)の天気と気温

明日15日(木)も西日本を中心に気温が上昇します。今日に比べると少し落ち着く所が多いものの、それでも予想最高気温は大阪市で33℃、福岡市で34℃と厳しい残暑には変わりありません。引き続き熱中症に注意をしてください。

関東は北東からの風が入り込みやすいため、あまり気温が上がりません。東京都心の最高気温は今日よりも5℃ほど低い、27℃の予想です。しのぎやすい一日となります。

北日本は穏やかに晴れて放射冷却現象が強まるため、朝の冷え込みが強まる見込みです。旭川市の最低気温は10月上旬並みの7℃まで下がり、少し寒いくらいかもしれません。