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台風14号は西日本に接近・上陸へ 三連休は広範囲で荒天警戒

ウェザーニュース / 2022年9月15日 10時50分

ウェザーニュース

9月15日(木)9時現在、台風14号(ナンマドル)は日本の南で発達しながら西に進んでいます。中心付近の最大風速が30m/sに達し、暴風域ができました。

明後日17日(土)には強い勢力となって、奄美や沖縄に近づく見込みです。18日(日)には北寄りに進路を変え、三連休中に西日本に接近、上陸するおそれがあります。

その後は北東に進んで、暴風域を伴ったまま日本列島を縦断。全国の広い範囲で荒天が予想され、警戒が必要です。

▼台風14号 9月15日(木)9時
 中心位置   日本の南
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     西 10 km/h
 中心気圧   980 hPa
 最大風速   30 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 40 m/s


影響タイミングには誤差がある状況

世界の気象機関による予測

世界各国の気象機関によるコンピューターシミュレーションの結果を比較すると、進路についてはかなり絞られてきました。

予報円の大きさは、進路と速度のそれぞれの幅によって決まります。今回は進路の幅よりも、速度の幅によって、19日(月)以降の予報円が大きくなっていると考えられます。

全国の広範囲に影響が出る可能性は非常に高いものの、影響するタイミングに関しては誤差がある状況です。また、進路の少しの違いで、大雨や暴風などの影響も変わってきますので、三連休ということで長距離の移動などを予定されている場合は、できるだけ最新の情報をご確認ください。

台風の暴風域に入る確率

西日本太平洋側は台風接近前から大雨に

18日(日)昼までの48時間積算雨量

明日16日(金)昼から18日(日)昼までの48時間に予想される雨量は、台風の進路に近い大東島地方で200mm以上、奄美大島や沖縄本島北部などでも150mm前後に達する見込みです。

また、九州や四国など西日本の太平洋側でも雨量が増加し、宮崎県の内陸部は200mm前後の予想となっています。

18日(日)昼の時点では台風はまだ九州の南の海上に位置しているとみられますので、その後はさらに雨量が増える見通しです。台風接近前から雨の強まる地域では、特に土砂災害などの危険性が高まりますので、早めに対策を進めてください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風14号の名前「ナンマドル(Nanmadol)」はミクロネシアが提案した名称で、有名な遺跡の名前がからとられています。

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