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台風14号は大きな雲域を伴う 接近時は影響が広範囲に

ウェザーニュース / 2022年9月15日 11時20分

ウェザーニュース

台風14号(ナンマドル)は発達しながら日本の南の海上を西進しています。大きな雲域を形成しているため、日本列島への接近時は広範囲に影響の出るおそれがあり、警戒が必要です。

強風域は直径700km以上

気象衛星ひまわり8号による雲画像をみると、台風14号の中心付近は台風の目こそ現れていないものの、雲が密集しつつあり発達している様子が伺えます。

また、目立つのが東側から南側に広がる雲域です。こうした雲が発達に伴って台風の周辺に集まって、大きな雨雲の塊を形成するとみられます。台風14号の強風域は9時の時点で直径720kmに達しており、先島諸島を直撃した台風12号の最盛期の570kmよりも広い状況です。

大型の台風となる可能性もあり、広い範囲に大雨や強風、暴風をもたらすおそれがあります。台風が近づくより前の時点から雨や風が強まりますので、最も近づくタイミングではなく、影響がではじめるタイミングを確認し、対策を進めるようにしてください。

参考資料など

気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構

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