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西日本太平洋側は明日から強雨 九州は総雨量800mmのおそれ

ウェザーニュース / 2022年9月16日 17時50分

ウェザーニュース

台風14号の北上に伴い、西日本の太平洋側は明日17日(土)から局地的に雨が強まります。三連休中は断続的に強雨となり、総雨量が800mm前後に達するような大雨のおそれがあるため、厳重な警戒が必要です。

明日から非常に激しい雨の降るおそれ

明日の時点で台風14号は日本列島から離れた所を進むものの、アウターバンドと呼ばれる外側に伸びる雲の帯や、南東からの湿った風の影響で西日本の太平洋側は雨の降りやすい状況となります。

特に南東からの風が山にぶつかることで雨雲が発達しやすい九州や四国の太平洋側、紀伊半島を中心に、断続的に強い雨が降る見込みです。局地的には1時間に60mmを超えるような非常に激しい雨が降り、道路冠水や河川の急な増水などのおそれがあります。

大規模な災害の危険性も

20日(火)朝までの予想積算雨量

18日(日)以降も台風が通過していくまで、同じような所で雨が降り続くとみられます。

特に台風の中心を取り巻く活発な雨雲もかかる宮崎県など九州の山沿いでは、20日(火)朝までの雨量が広い範囲で500mmを超える予想です。多い所では800mm前後に達する可能性があります。

これは9月の平年雨量の1.5~2倍に相当し、雨が多い九州とはいえ、災害の危険性が高まるような大雨です。

大規模な土砂災害や河川の増水・氾濫などの大きな災害に備え、雨が強まる前に早めに対策を進めてください。

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