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台風への備え 暴風による窓割れ・飛散防止対策

ウェザーニュース / 2022年9月17日 16時45分

ウェザーニュース

台風14号の接近にともない、九州を中心に経験のない暴風や大雨のおそれがあります。長時間にわたって暴風が続くと、飛来物によって家の窓ガラスが破損する可能性が高まるため、事前の窓割れ防止や被害が大きくならないような対策が必要です。

集合住宅の台風被害は「窓ガラス」が8割

台風被害で多いのは、一戸建てがTVアンテナ(4割)、雨漏り(3割)、窓ガラス(2割)、ですが、集合住宅(マンション・アパート)では窓ガラスが大半(8割)を占めます。

「当社加盟店によると、窓ガラスが割れるのは、どこからか飛んできた石、庭やベランダに置かれた植木鉢や物干し竿がぶつかるためです。風圧で窓ガラスが割れることは多くありません」というのは、暮らしの困りごとを解決するプラットフォーム「生活110番」を運営するシェアリングテクノロジー(本社・名古屋市)の広報担当者です。

では暴風による窓割れを防ぐにはどうしたらよいのでしょうか?

暴風による窓割れや飛散防止の対策

物がぶつかって窓ガラスが割れるのですから、次のようなことが窓割れや飛散防止の対策になります。

・窓ガラスに雨戸やシャッターがあれば閉める
・庭やベランダに次のような物があれば屋内に取り込む(ゴミ箱/物干し竿/傘/ほうきやちりとり/植木鉢/ガーデンテーブルや椅子/自転車など)

「また、気をつけていただきたいのが網戸です。しっかりした網戸なら心配いりませんが、ガタついて外れやすくなっている網戸は強い風で飛ばされ、自分のところの窓ガラスにぶつかるだけでなく、近所の家の窓ガラスにぶつかって割ることがあります。外して家の中に取り込んでおきましょう」(同)

雨戸やシャッターがなかったら?

集合住宅では雨戸やシャッターがないことが多いのですが、飛ばされてくる物から窓ガラスを守るにはどうしたらよいのでしょうか。

「雨戸やシャッターがないと、窓ガラスを守るのは難しいです。しかし、窓ガラスが割れてもガラスの飛散を最小限に防いでくれる防犯フィルムや飛散防止フィルムを貼るとよいでしょう」(同)

一時的な対策なら窓ガラスの縦・横・斜めにに養生テープを貼る方法もあります。ガムテープは粘着力が強すぎて剥がしても窓ガラスに残ることがありますが、養生テープは粘着力が弱いので簡単に剥がせます。

もし養生テープがない場合は、窓ガラスにダンボールを当ててからガムテープで貼るとよいでしょう。もちろんガムテープのみでも飛散防止効果はありますが、紙ガムテープを使うと剥がれにくくなってしまうので注意しましょう。

防犯シートや飛散防止フィルム、養生テープはホームセンターなどで販売されています。

そのうえで、暴風が通り過ぎるまでカーテンを閉めておきます。もし窓ガラスが割れても、部屋の中に飛び散るのを防ぐためです。

備えあれば憂いなしといいます。もし窓ガラスが割れても被害を最小限にするために、早めに対策することが重要です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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