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鹿児島市で風速43.5m/sの暴風 午後はさらに強まり外出は困難

ウェザーニュース / 2022年9月18日 10時50分

ウェザーニュース

鹿児島市や宮崎県など九州本土が台風14号の暴風域に入り、風の勢いが増しています。鹿児島市をはじめとする各地で最大瞬間風速が40m/sを超えてきました。

鹿児島市は6年ぶりに40m/s超を観測。

大型で非常に強い台風14号(ナンマドル)が種子島や屋久島にかなり近づいてきました。鹿児島県など九州本土でも風速25m/sの暴風域に入っており、各地で暴風が吹き荒れています。

※ページ内で動画が再生が出来ない場合は、ウェザーニュースのアプリやWebサイトの「お天気ニュースCh.」からご覧ください。

10時30分までの最大瞬間風速は鹿児島県鹿児島市で43.5m/s、種子島で42.1m/s、長崎県雲仙市・雲仙岳で38.5m/s、宮崎県串間市で37.0m/sと、広い範囲で40m/s前後を観測しました。鹿児島市で瞬間風速40m/s以上を観測するのは6年ぶりです。

10時50分の時点で鹿児島県には暴風特別警報、そのほかの九州の広い範囲に暴風警報が出ています。

これからが風のピーク

台風14号の進路予想

台風の中心が近づく午後以降は、さらに風が強まるとみられます。鹿児島県など九州南部は今日の夕方から夜にかけて。九州北部は今夜から明日19日(月)の朝にかけて台風が最接近し、風もピークとなる見込みです。

局地的には平均で40m/s、瞬間的には60m/sを超えるような猛烈な風の吹くおそれがあります。外を出歩くのは無理な暴風で、場合によっては建物が倒壊してもおかしくないくらいです。

九州電力によると、すでに鹿児島県・宮崎県を中心に停電が多く発生しており、送電施設が影響を受けた場合はさらに広い範囲で、長時間の停電となるおそれがあります。安全な所で過ごすとともに、停電への備えもしっかりと行ってください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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