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宮崎県で24時間700mm超の大雨 土砂災害に厳重警戒

ウェザーニュース / 2022年9月19日 11時0分

ウェザーニュース

今日19日(月)10時現在、大型の台風14号は山口県下関市付近を北北東に進んでいます。台風の接近に伴って宮崎県では24時間で700mmを越える大雨となっていて、土砂災害に厳重な警戒が必要です。

えびの市で24時間700mm超の大雨

宮崎県のえびの市では昨夜から60mm/h弱の激しい雨が断続的に続き、今日9時までの24時間雨量が725.5mmに達しました。神門でも679.5mmを観測して9月1か月分の平年雨量の約1.3倍に相当する雨量です。

土砂災害のリスクが高い

宮崎県内を始めとする九州の太平洋側は比較的雨の多い地域ではありますが、土砂災害の危険度が高くなっていて一部の地域では危険レベルに達している状況です。河川の水位も上昇しており、耳川や本庄川では氾濫危険水位が続いています。

10時現在、宮崎県内には大雨特別警報と土砂災害警戒情報が発表されています。午後は台風が北東に進むにつれて雨量も徐々に減少する予想ですが、既に地中には大量の水分が含まれており少しの雨でも土砂災害が発生しやすい状態が続く見込みです。

雨が止んでも増水した河川や急な斜面には絶対に近づかないようにしてください。また避難の要否については引き続き自治体から発表される情報に留意してください。

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