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台風の南側に活発な雨雲 広島は土砂災害の危険性高く緊急安全確保も

ウェザーニュース / 2022年9月19日 11時20分

ウェザーニュース

台風14号は19日(月)11時の時点で山口県下関市の北東を進んでいると推定されます。台風の中心から見て南東側に最も活発な雨雲が広がっていて、広島市などの中国地方西部や四国が雨のピークです。

広島などで土砂災害の危険度が高い

10時40分までの1時間には広島県佐伯湯来や徳島県福原旭で32.0mmの激しい雨、広島市で23.5mmの強い雨を観測しました。

山口県東部から広島県西部にかけては土砂災害の危険度が非常に高くなっており、いつ土砂災害が起きてもおかしくない状況です。すでに風雨が強まっていて避難が難しい状況になっていると思われます。広島県大竹市には緊急安全確保が発令されました。できるだけ安全な所で過ごすようにしてください。

午後は近畿でも激しい雨のおそれ

台風はまだ速度があまり速くないことから、中国地方では午後にかけても断続的に強雨となり、災害の危険性が続く見込みです。また、近畿にも次第に活発な雨雲が広がり、局地的には1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨の降るおそれがあります。

まだ、雨がそれほど降っていない関西エリアでも、急速に天気が悪化する可能性がありますので、台風への対策は早めに進めることが必要です。

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