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関東は局地的に雨雲が発達 通勤・通学時は横殴りで土砂降りの所も

ウェザーニュース / 2022年9月20日 6時20分

ウェザーニュース

三連休明けの今日20日(火)、台風14号(ナンマドル)は早朝に新潟県に再上陸後、東北地方を進んでいます。台風の南側では大気の状態が不安定になって局地的に雨雲が発達。関東は通勤・通学の時間帯に横殴りの土砂降りの雨になる所がある見込みです。

細く伸びる活発な雨雲が通過

最も活発な雨雲は北陸から東海地方を通過しているものの、その東側の関東にもシアーライン(風の流れが変化する境界線)に沿うような形で発達した雨雲がみられます。こうした雨雲の下では土砂降りになっている状況です。

6時00分までの1時間には東京都心で7.5mm、横浜市で5.5mmの雨。西側の雨雲が通過中の静岡県富士市では15.0mmのやや強い雨を観測しました、10分間あたりでは3~5mmと、1時間換算で20mm前後に相当する雨が降っており、傘があっても濡れてしまうほどの降り方です。

通勤・通学の時間帯はこうした雨雲が次々に通過しますので、狭い範囲ながらも強く降るとみられます。

沿岸部中心に20m/s前後の強風続く

風向・風速

また、台風に向かって吹き込む南寄りの風も強まっています。平均風速では関東南部の沿岸部で10m/s前後となっており、最大瞬間風速は6時までに神奈川県藤沢市・辻堂で22.9m/s、東京都江戸川区・江戸川臨海で22.1m/s、横浜市で19.3m/sなど20m/s前後の強風です。

6時時点で都心周辺のJRや私鉄の主要路線は一部に遅れが出ている程度で、大きくは乱れていません。

午前中は今と同じような強風の吹きやすい状況が続く見込みです。ビルの周辺ではビル風によって局地的に突風のような吹き方になることもあり、傘がさしづらいような風雨となります。移動をする場合は、できるだけ丈夫な大き目の傘を用意したり、レインコートを活用すると良さそうです。

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