今冬の気温は平年並みか低め　日本海側は雪の多い傾向か(寒候期予報)

ウェザーニュース / 2022年9月20日 15時30分

ウェザーニュース

気象庁は20日(火)、この冬の寒候期予報を発表しました。

11月頃からは気温の高い傾向が解消に向かい、冬は各地で平年並みか低めの気温になる予想で、全国的に冬らしい寒さになりそうです。12月から来年2月にかけての気温は、東日本や西日本で平年並みか低く、北日本と沖縄、奄美で平年並みの予想となっています。

西日本、東日本は昨シーズンに続き、寒さの厳しい冬となる見込みです。

東日本や西日本に寒気が流れ込みやすい

この冬はラニーニャ現象が続く可能性が高い予想になっています。この影響で、西日本や東日本を中心に冬型の気圧配置が強まり、上空の寒気の影響を受けやすくなる見込みです。

西日本や東日本では寒気の影響を受けやすく、平年よりも寒い冬になる可能性が高くなっています。北日本も寒気の影響で、冬らしい寒さとなる予想です。

北陸から山陰は雪が多い予想

この冬の予想降雪量

寒気の影響を強く受ける北陸や西日本の日本海側は雪の量が平年並みか多い予想です。北日本の日本海側は平年並みの予想で、しっかりと雪が降る見込みです。

日本海側の各地では、冬型の気圧配置が強まる時期には大雪となるおそれがありますので、雪への備えは欠かせません。太平洋側では普段の冬と同様に雨や雪の日が少ないものの、寒い冬となるため一時的に雪の降ることはありそうです。