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皮ごと手軽に食べられる「梨スティック」の作り方

ウェザーニュース / 2022年9月26日 10時0分

ウェザーニュース

梨が本格的な旬を迎えています。これからは豊水、新高など甘味の強い品種が出回ります。

ところで、リンゴやブドウは皮にも多くの栄養が含まれるとされ、皮ごと食べる人もいるようですが、梨はどうでしょうか?

ウェザーニュースでアンケート調査を行ったところ、「食べる」が9%なのに対して「食べない」は91%という結果に。リンゴに比べて皮が固くて厚いこともあり、やはり梨を皮ごと食べるのに抵抗を覚える人が多いようです。

しかし、リンゴやブドウなどと同じように、梨の皮にも多くの栄養が含まれているそうです。詳しい話を、野菜ソムリエプロの吉田謹子さんに伺いました。

皮に含まれるポリフェノール

「梨はほとんど水分で栄養がないと思われることもありますが、実は夏バテ予防につながるアスパラギン酸や、むくみなどに効果があるとされるカリウムなどが含まれます。今の時期はちょうど夏の疲れが出る頃なのでおすすめの果物です。

梨を食べる時は皮をむくと思いますが、梨もブドウやリンゴなどと同様、栄養素は皮と果肉の間に多く含まれています。特に皮にはポリフェノールが含まれていて、アンチエイジングに効果があると言われています。だから皮ごと食べるのがおすすめです」(吉田さん)

口に残りやすい梨の皮でも、丸ごと食べやすい切り方があるようです。

簡単! 梨スティックの作り方とは

「梨を食べる際には、くし形に切って皮を剥くことが多いですが、JA全農広報部がツイッターでも紹介している『梨スティック』だと、カットも簡単。また、皮の部分はごく一部なので、皮も無理なく食べられます。もし皮に抵抗があれば、事前に剥くか、食べる前に皮の部分だけかじり取ってもOKです」(吉田さん)

【「梨スティック」の作り方】
(1)皮をむかずに、梨を縦に1.5cmぐらいの厚さの輪切りにする
(2)1のスライスをさらに縦に1.5cm幅にカットして、スティック状にする
(3)芯がある部分は包丁で切り落とす
(4)爪楊枝を縦に刺してできあがり
※皮も食べられます(気になる方は剥いてください)

歯ざわりがシャキシャキでみずみずしい梨。糖質もカロリーも低めで、夏の疲れにも良いので、皮ごと食べて秋の味覚を余すことなく味わいましょう。


写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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