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明日にも台風発生し大東島地方接近 日本の南で動きが複雑に

ウェザーニュース / 2022年9月28日 16時30分

ウェザーニュース

9月28日(水)15時、日本の南の海上の熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する見込みと気象庁が情報を発表しています。次に台風が発生すると「台風18号」と呼ばれます。

明日29日(木)には沖縄の大東島地方に接近し、風雨の強まる可能性がありますので注意が必要です。

▼熱帯低気圧 9月28日(水)15時
 中心位置   日本の南
 移動     北西 15 km/h
 中心気圧   1002 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s


次第に進路を東に変えるも不確実性が高い

10月1日(土)の予想天気図

大東島地方に接近した後はしばらく北東に進み、10月1日(土)には日本の南の海上に達する見込みです。ただ、進路を高気圧に阻まれる形になって、動きが複雑になるとみられ、予報円が非常に大きくなっています。

熱帯低気圧として日本列島に直接の影響がない場合でも、湿った空気を送り込むことで、雨雲を発達させるケースもあります。今後の動きに注意が必要です。

今年の9月は発生数が多い

平年の台風発生数

今年9月はこれまでに台風が6つ発生していています。次に台風が発生すると7つ目で、台風18号と呼ばれることになります。

9月の台風発生数の平年値は5.0個ですので、今年は台風の発生が多く、7つ発生になれば2016年以来です。秋はジェット気流の位置の変化などにより、本州方面に影響を及ぼす台風が多い時期になります。台風への備えをしっかりとしておいてください。

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