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来週は一気に季節が前進 北海道の山では初冠雪の可能性も

ウェザーニュース / 2022年9月28日 17時40分

ウェザーニュース

9月は平年よりも気温の高い日が多く、残暑が長引きました。10月に入りこうした状況に変化が出てきます。来週は冷たい空気が流れ込んで、一気に季節が前進する見込みです。

寒冷前線の北側に冷たい空気

来週の10月4日(火)頃、長く伸びる寒冷前線が日本列島を通過する予想となっています。この前線の北側には上空1500m付近で0℃以下の、山で雪になるほどの寒気が控えていて、5日(水)にかけて北海道上空に流れ込む見込みです。

寒気が流れ込むタイミングで降水があれば、標高2000m以上の大雪山系・旭岳や黒岳などは雪になってもおかしくありません。山で降った雪が確認されれば、初冠雪となります。なお、旭岳の初冠雪の平年は9月25日、昨シーズンは10月6日です。

来週中頃は一気に気温低下 そろそろ衣替えを

10月以降の天気と気温

前線の通過を境に全国的に気温もぐっと下がります。札幌市は4日(火)から気温が下がり、5日(水)以降は最高気温が10月下旬並みの15℃前後の予想となっています。

東京都心や大阪市は4日(火)まで30℃近い残暑が続き、5日(水)に気温が急降下。天気が崩れることもあって、昼間の気温が上がらない見込みです。6日(木)は東京都心で19℃と半袖の陽気から、上着が欲しいくらいの肌寒さへと一変するとみられます。

暑さが残るこの週末のうちに、ある程度、衣替えを進めておくと良いかもしれません。

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