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フランスは前線通過で雨 凱旋門賞の馬場状態に影響か

ウェザーニュース / 2022年10月1日 12時0分

ウェザーニュース

日本時間の明日10月2日(日)夜、フランス・パリのロンシャン競馬場で凱旋門賞が行われます。

フランス付近は前線通過中で雨の降っている所が多く、2日(日)にかけて雨が降りやすいとみられることから、馬場状態に影響が出る見通しです。

2日(日)にかけてパリは断続的に雨

衛星画像

日本時間の10月1日(土)朝の時点でアイスランド付近に発達した低気圧があり、そこから北海を通ってフランス付近に前線が伸びています。衛星画像を見ると幅広い雲の帯がフランスを通過中で、各地で雨が降っている状況です。

パリ周辺はそれほど雨は強まっていないものの、9時までの6時間で3mmほどの雨を観測しました。

明日2日(日)にかけても前線が停滞するとみられ、雨が降ったり止んだりする予想です。日本時間の9月30日(金)夕方の時点で、馬場状態は10段階の区分のうち、重い方から4番目に当たる「TRES SOUPLE」となっています。今後の雨量はそれほど多くないため急激な馬場の悪化はない一方で、回復の可能性も低い見通しです。

今年は日本から天皇賞などG1レース3勝のタイトルホルダーや、ダービーを制したドウデュースなど4頭が出走を予定しています。重馬場への対処が大きなポイントになりそうです。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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