明後日は前線通過で強雨、強風 雨の後は気温が急降下

ウェザーニュース

明後日4日(火)に日本付近を寒冷前線が通過します。北日本を中心に局地的な強い雨や強風に注意が必要です。前線通過後は冷たい空気が流れ込んで気温が急降下、11月並みになる所があります。

季節を分ける前線通過で荒天に

10月に入っても各地で残暑が続いています。週明けの明日3日(月)も西日本を中心に30℃前後の暑さとなる見込みです。

ただ、明後日4日(火)になると寒冷前線が近づきます。前線の南側には残暑をもたらしている暖かな空気、北側には11月並みの冷たい空気があり、温度差によって前線の活動は非常に活発になります。

前線が通過するタイミングでは北日本や北陸以西の日本海側を中心に局地的に強い雨が降るとみられます。また、前線周辺は大気の状態が不安定で、雷や突風のおそれもありますので、注意が必要です。

週の中頃からは晩秋の空気の冷たさに

予想最高気温

前線が通過した後は北から冷たい空気が流れ込むため、全国的に気温が急降下します。札幌市は前線通過前の4日(火)昼間は21℃まで上がるものの、通過後の夕方以降は急速に気温が下がり、5日(水)の最高気温は14℃の予想です。

東京都心や大阪市で30℃近い残暑となるのは明後日4日(火)まで。5日(水)から6日(木)にかけてぐっと気温が下がります。東京は7日(金)もさらに気温が低下して最高気温が17℃、11月中旬並みの気温です。天気もすっきりしませんので、長袖に上着がほしいくらいの肌寒さとなります。

気温の急変で体調を崩さないよう、この1週間は十分に注意をしてください。