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週間天気 前線通過で雨後は一気に季節が進む 気温が大きく低下

ウェザーニュース / 2022年10月4日 5時30分

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・寒冷前線通過 広く雨で風も強まる
・前線通過後は気温低下 寒暖差注意
・三連休は北日本で荒天のおそれ

寒冷前線通過 広く雨で風も強まる

ここ数日は穏やかに晴れたところがほとんどでしたが、天気は次第に下り坂に向かいます。

5日(水)頃にかけて日本列島を寒冷前線が通過し、北海道から九州にかけての広い範囲で雨が降る予想です。日本海側の地域を中心に、前線の通過時は一時的に激しい雨や雷雨となる可能性があるため注意してください。

また前線通過時には風も強まります。北日本や北陸を中心に横殴りの雨となるおそれがあります。

前線通過後は気温低下 寒暖差注意

東京の気温変化(5日~8日)

前線の通過前は南から暖かな空気が流れ込むため気温は平年よりも高くなります。ただ、前線の通過後は北から冷たい空気が流れ込むため、一気に空気が入れ替わる見込みです。

東京では前線通過後の6日(木)は最高気温が20℃に届かない予想、冷たい風が吹き込む7日(金)は16℃までしか上がらない予想です。最低気温も15℃を下回る日もあり、日々の寒暖差が大きくなります。秋服の衣類を準備して、体調管理にお気をつけください。

今季初めてと言えるこの寒気の影響で、北海道の高い山では初冠雪となり、標高の高い峠道でも雪の降る可能性があります。長距離の移動時は路面状況にもご注意ください。

三連休は北日本で荒天のおそれ

寒冷前線は日本列島を通過した後は本州の南で停滞する見込みです。また、本州の南岸で低気圧も発生する予想で、前線や低気圧に近い関東など東日本の太平洋側では冷たい雨が降り、三連休にかけてスッキリしない天気が続く見込みです。

また、三連休の9日(日)からは低気圧が日本へ接近し、10日(月)頃をピークに急速に発達する予想です。全国的に雨が降り、北日本を中心に暴風・荒天のおそれがあります。最新の情報に注意し、飛びやすいものは屋内にしまうなど事前の対策が必要です。

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