前線停滞し関東は断続的に雨 北海道の日本海側は時雨

ウェザーニュース

今日6日(木)は本州の南の海上に前線が停滞しています。低気圧に近い関東を中心に雨の降りやすい状況が続く見込みです。

関東は夕方まで断続的に雨

停滞する前線の影響で関東各地や静岡県にかけては朝から本降りの雨の所が多くなっています。低気圧に近い太平洋沿岸部や伊豆諸島などには活発な雨雲がみられ、9時30分までの1時間には伊豆諸島・八丈島で18.0mmのやや強い雨、千葉県勝浦市で4.5mmの雨を観測しました。

午後にかけて低気圧は東に離れていくものの、関東は北東から冷たく湿った風が吹き込むため雨の降りやすい状況が続く見込みです。夕方までは広い範囲で傘が必須となります。

北海道は日本海側で雨　霰の降ることも

北海道は上空の寒気の影響で道北の日本海側を中心に雨が降っています。初冬の時期にみられる「時雨(しぐれ)」といった感じです。大気の状態が不安定になっているため、局地的には雲が発達して霰(あられ)の降ることもあります。

この後も雨が降ったり止んだりし、標高の高い山間部では雪になる見込みです。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）