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今日は満月「ハンターズムーン」

ウェザーニュース / 2022年10月10日 11時30分

ウェザーニュース

三連休最終日の今日のお月さまは満月です。10月の満月はアメリカの農事暦で「ハンターズムーン」とも呼ばれます。

今日は曇りや雨の所が多いものの、夜になると西日本や東日本でも晴れてお月さまが見えてくる所がありそうです。

満月はいつ、どの方向に見える?

およそ30日にいちど、満月のタイミングが訪れます。今月は日本時間の10日(月)5時55分に満月の瞬間を迎えました。

満月の日には、ほぼ一晩中お月さまを見ることが出来ます。満月の日のお月さまは、だいたい日の入りの頃に東の空から昇ってきます。真夜中に南の空で最も高くなり、翌朝の日の出の前後に西の空に沈んでいきます。

夕方は東の低い空を、夜は南東〜南の高い空を探すと見つけられます。

太陽の場合は夏至に近いほど出ている時間が長く高く昇りますが、満月はその逆で冬至に近いほど出ている時間が長く高く昇ります。

満月とは

太陽、月、地球の位置関係

満月の瞬間はがいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。

地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。

つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。

この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。

10月の満月、英語で“Hunter's Moon”

農事暦における満月の呼び方

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。

アメリカの農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、10月の満月は別名「ハンターズムーン(Hunter's Moon/狩猟月)」と呼ばれるそうです。10月は狩猟を始める頃のため、この名前がつけられたといわれています。

参考資料など

The Old Farmers' Almanac

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