北日本の山では紅葉が見頃の所も ここ数日の冷え込みで

ウェザーニュース

今日8日(土)の朝も北日本は肌寒くなり、雌阿寒岳で初冠雪が観測されるなど北海道の高い山や峠では雪の降った所がありました。

最近の冷え込みで北日本の標高の高い山では紅葉が見頃となっています。

十勝岳や八甲田山で見頃に

今朝の北海道は昨日の朝ほどではないものの、都市部でも10℃以下となりました。また、低気圧の影響で朝は雨雲が広がり、高標高エリアでは雪が降りました。道東の雌阿寒岳で初冠雪、日高山脈の日勝峠で積雪を観測しています。

ここ数日の冷え込みによって北日本では木々の色付きが進んでおり、現在、北海道の十勝岳や青森県八甲田山、山形県蔵王などで紅葉が見頃を迎えています。

この三連休も美しい景色を楽しめますが、明後日10日(月)は雨や風の強まるおそれがあるためこまめに最新の気象情報をご確認ください。また、山は昼間でも肌寒いため、寒さ対策も必須です。

関東甲信の山も色づき進む

草津白根山（10月8日）

関東甲信の山間部でも段々と赤や黄色の木が増えてきました。

この後も寒暖の変動が大きい予想ですが、紅葉は段々と山頂から山麓に下りてきます。奥日光や上高地河童橋付近などは、今月中旬以降に見頃となる見込みです。

草津白根山など標高の高い山岳エリアでは既に見頃となっていますが、明日9日(日)から明後日10日(月)は天気が崩れるため紅葉狩りの際は雨具をご用意ください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）