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三連休最終日は北日本で荒天 集中的な雨による災害に警戒

ウェザーニュース / 2022年10月9日 15時45分

ウェザーニュース

三連休最終日の明日10日(月)・スポーツの日は、北日本を中心に大荒れの天気となります。特に東北太平洋側は明日の朝、短い時間に集中的に雨が降って、河川氾濫や土砂災害の危険性が高まるため、厳重な警戒が必要です。

北日本は太平洋側で非常に激しい雨に

低気圧は上空5500m付近には-21℃以下の寒気を伴っている一方で、南からは暖かな湿った空気が流れ込む見込みです。上空と地上付近の気温差が大きいため大気の状態が不安定になり、低気圧や前線の周辺では雨雲が発達しやすくなります。

特に東北の太平洋側は明日の朝、3~6時間ほどの比較的短い時間に150mmを超えるような集中的な雨の降るおそれがあります。北海道の太平洋側も激しい雨となり、河川の急な増水や氾濫、土砂災害などの災害の危険性が高まるため厳重な警戒が必要です。

また、沿岸部では瞬間的に30m/sを超えるような暴風の所があります。雨や風のピーク時は外出、移動を控えるようにしてください。

三連休明けも風の強い状況が続く

11日(火)朝の上空の風の予想

三連休明けの11日(火)になると低気圧は日本海北部に進む予想となっています。北日本は等圧線の混んだ状態が続くため南西の風が強く、瞬間的には25m/sを超えるような暴風となる見込みです。

上空を強い寒気が通過するため大気の状態が不安定で、北海道や東北を活発な雨雲が通過するとみられます。活発な雨雲の下では雷を伴った強い雨が降る予想です。

連休明けも午前中を中心に荒れた天気となるおそれがありますので、交通機関への影響や強い風による飛来物、落雷による停電などへの警戒を続けてください。

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