静岡～愛知で局地的な強雨 道路冠水や突風など注意

ウェザーニュース

今日10日(月)は本州付近を通過中の寒冷前線の影響で、大気の状態が不安定になっています。静岡県から愛知県にかけては局地的に雨雲が発達しており、強い雨や突風などに注意が必要です。

竜巻注意情報も発表中

寒冷前線の接近に伴い、その東側では南から暖かく湿った空気が流れ込んでいます。東海地方では沿岸部にシアーライン（風の流れが変化する境界線）が形成されて局地的に雨雲が発達している状況です。

静岡県西部を通過中の雨雲は特に活発で、10時00分までの1時間には浜松市・三ヶ日で47.0mmの激しい雨を観測し、大雨警報・洪水警報が発表されました。同じところで長い時間降り続く雨ではないものの、愛知県内では昼前にかけて、静岡県内では昼過ぎにかけて局地的に1時間に30mm以上の雨の降る可能性があります。

道路冠水が発生してもおかしくないような降り方になりますので、車の運転時に雨が強まってきた場合は、アンダーパスなど冠水しやすい所を避けるようにしてください。

また、活発な雨雲の通過時は竜巻などの突風の危険性もあります。10時の時点で静岡県と愛知県には竜巻注意情報が出ていますので、合わせて注意が必要です。