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北日本で瞬間的に25m/s超の風 昼過ぎにかけて暴風に警戒

ウェザーニュース / 2022年10月11日 10時30分

ウェザーニュース

今日11日(火)の北日本は寒気を伴った低気圧の影響で、雨や風の強まっている所があります。昼過ぎにかけて沿岸部を中心に暴風のおそれがあるため、警戒が必要です。

竜巻などの突風にも警戒

上空5500m付近で-24℃以下の強い寒気を伴った低気圧が、日本海北部を進んでいます。北日本は等圧線の間隔が混み合って風が強まっており、10時までの最大瞬間風速は山形県酒田市・飛島で28.4m/s、秋田県にかほ市で25.8m/s、北海道函館市で24.1m/sを観測しました。

この後、寒気の中心が通過する昼前後が風のピークとなり、瞬間的には30m/sを超えるような暴風の吹く所がある見込みです。また、大気の状態が非常に不安定で、竜巻などの突風のおそれもあります。竜巻注意情報の出ている地域がありますので、飛来物や停電、交通機関の乱れなどに警戒をしてください。

局地的には雷を伴った強い雨

雨雲レーダー

寒気の前面では帯状の雨雲が形成され、一部には雨雲が発達しています。北海道から東北北部の日本海側を中心に1時間に5mm前後の雨を観測しており、昼頃まではザッと強く降る所がある予想です。

活発な雨雲の周辺では雷が発達しており、雨に加えて落雷にも注意をしてください。風も強く横殴りの雨になりますので、外出をする場合は大きめの丈夫な傘やレインコートなどを活用すると良いかもしれません。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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