北海道・札幌に低い虹が出現 変わりやすい天気が続く

ウェザーニュース

今日11日(火)の北海道は寒気を伴った低気圧の影響で断続的に雨が降っています。雨雲の一つ一つが小さいため、雨の後に日差しが届いて、低い虹の出現した所がありました。

昼間でも虹がみられる太陽高度

昼前の札幌市内で地面ギリギリの非常に低い所に虹が現れました。

虹は私達が太陽を背にして立った時、太陽光の進む方向（対日点）から常に42度の角度を保って現れます。そのため、太陽がある程度、低い位置にないと虹は見られません。

札幌市付近の11時の太陽高度は40度弱で、ちょうど虹が見えるギリギリの高さです。今日の南中高度は11時21分の40.0度ですので、北海道は昼頃でも虹が見られる季節になってきました。

雨から雪に変わる時期までは、虹のチャンスが増えそうです。