日本の南で複数の熱帯低気圧発生か　今後発達する可能性も

ウェザーニュース / 2022年10月13日 12時0分

ウェザーニュース

今日13日(木)、グアム島の東海上で熱帯低気圧が発生しました。また、フィリピンの東海上の低圧部も熱帯低気圧になる見込みです。

フィリピンの東でも熱帯低気圧発生の見込み

今朝台風に発達見込みという情報が出された南シナ海の熱帯低気圧は、日本への影響はありません。

それとは別にグアム島の東にみられる活発な雲の塊は今日の朝に熱帯低気圧となりました。現在はほとんど停滞しています。今後は小笠原諸島のはるか東海上を北よりに進む見込みです。

さらに、フィリピンの東海上でも雲がまとまりつつある状況です。こちらは現時点は低圧部と解析されているものの、明日までには新たな熱帯低気圧となる可能性が高まっています。その後は西に進みながら発達する予想です。

いずれの熱帯低気圧も海面水温の高い領域を進むため、上空の風の条件などが揃えば台風となってもおかしくありません。特に今後発生する見込みの熱帯低気圧は沖縄の南海上を西よりに進む見込みで、南西諸島では強雨や強風、高波に注意が必要です。