南海上に3つの熱帯低気圧 沖縄は影響に注意

ウェザーニュース

10月14日(金)3時現在、北西太平洋域には3つの熱帯低気圧があります。

発達して台風になるかどうかはわからないものの、沖縄では強い雨や風の影響がでるおそれがあり注意が必要です。

南シナ海の熱帯低気圧

南シナ海にある1000hPaの熱帯低気圧について、気象庁は24直に内に台風に発達する見込みとの情報を発表しています。

北西から西北西の進路をとる予報で、ベトナムに上陸して勢力を落とす見通しです。日本への影響はありません。

フィリピンの東の熱帯低気圧

フィリピンの東にある1000hPaの熱帯低気圧は、まだ発達した積乱雲が少ないものの、今後雲がまとまり発達する可能性があります。

西寄りの進路をとり、バシー海峡から南シナ海方面に進む可能性が高くなっています。

この熱帯低気圧や湿った空気の影響で沖縄には雨雲が流れ込んでいて、週明けにかけて強い雨や風、高波の影響が続く可能性があり、注意が必要です。

南鳥島近海の熱帯低気圧

南鳥島近海にある1002hPaの熱帯低気圧は中心付近に発達した積乱雲を伴っていて、発達のピークを迎えていると考えられます。

北寄りの進路をとり、だんだんと勢力を落とす予想となっています。日本への直接の影響はありません。