沖縄は台風離れても荒天のおそれ 18日(火)は暴風や高波に警戒

ウェザーニュース

今日16日(日)の沖縄は台風20号の影響で先島諸島を中心に雨が降り、海上は波が高くなっています。明日17日(月)以降は台風が離れるものの、荒天のおそれがあるため警戒が必要です。

前線通過後は北寄りの風が強まる

明日は沖縄付近を前線が通過する予想となっています。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、雨雲が発達しやすく、局地的に強い雨が降る見込みです。

前線の通過後は大陸から高気圧が張り出し、台風20号との大きな気圧差によって風が強まります。明日夜から明後日18日(火)にかけては各地で北東の風が吹き荒れ、特に先島諸島では瞬間的に25m/sを超えるような暴風となる予想です。

台風は次第に離れていくものの、風はむしろ強まり飛来物や停電などのおそれがあります。

海上はしける予想

18日(火)朝の波の予想

海上の波は台風20号が離れることで、一旦落ち着くものの、北東の風が強まるとともに再び高くなる見通しです。

18日(火)の朝の波の高さは、先島諸島近海の広範囲で5m以上、沖縄本島から奄美地方にかけても3m以上に達する予想となっています。特に東シナ海に面したエリアで高波となりますので、警戒が必要です。