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帰宅時間は関東でも本降りに 北日本は雷雨や突風に注意

ウェザーニュース / 2022年10月17日 10時45分

ウェザーニュース

今日17日(月)は前線の影響で広い範囲で雨が降っています。関東も午後にかけて雨の所が増え、帰宅時間帯は傘が必須となる見込みです。

午後は東日本が雨の中心に

東シナ海から伸びる前線の影響で、西日本の太平洋側を中心に雨が降っています。一部に活発な雨雲がみられ、10時00分までの1時間には、宮崎県宮崎市で6.0mm、和歌山県田辺市・龍神で5.0mmの雨を観測しました。

午後は前線の東進に伴って、東日本に雨の中心が移ってくる見込みです。夕方の帰宅時間帯は東京都心や名古屋市など、関東から東海にかけて本降りの雨の所が多くなります。この後の外出には傘が欠かせません。

北日本は雷や突風を伴った雨に注意

北海道旭川市の様子

北日本は寒冷前線が通過しています。前線の後面に強い寒気が控えていることもあり、前線の周辺は大気の状態が不安定で、雨雲が発達しやすい状況です。前線が通過するタイミングでは短時間に強い雨が降り、落雷や突風を伴うおそれがあります。

前線が抜けた後は冷たい空気に入れ替わって、一気に気温が下がります。早朝4時の時点で気温が16.3℃だった稚内市は6時に11.7℃まで低下。その後も気温が下がっている状況です。北寄りの風が強く、体感温度はさらに低くなっています。

まだ気温が高い地域では天気だけでなく、気温の急変にも注意をしてください。

沖縄は今夜以降、暴風や高波に警戒

17日(月)夜の風の予想

沖縄は前線の通過した後、大陸から高気圧が張り出し、台風20号との大きな気圧差によって風が強まります。先島諸島では今夜から風が吹き荒れ、21時の時点で与那国島では平均20m/sの風が吹く予想です。

明日18日(火)にかけては沖縄本島周辺でも風が強く、瞬間的には25~30m/sの暴風となる見込みです。飛来物や停電などに警戒をしてください。

また、海上は波が高く先島諸島近海の広範囲で5m以上、沖縄本島から奄美地方にかけても3m以上に達する予想となっています。特に東シナ海に面したエリアで高波となりますので、警戒が必要です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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