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雨雲の隙間に姿を現した富士山 笠雲や吊るし雲を纏う

ウェザーニュース / 2022年10月17日 10時20分

ウェザーニュース

今日17日(月)は日本列島の南にある前線と、北日本へ接近してきている寒冷前線に挟まれて、朝から全国の広い範囲で曇りや雨となっています。

ただ、雲の隙間があるところでは日差しも届いていて、静岡県ではちょうど雨雲の隙間になり、笠雲や吊るし雲が見られました。

このあとは天気下り坂 雨が降り出す

笠雲やつるし雲は富士山のような独立峰の山頂付近やそのそばに現れる雲です。笠雲やつるし雲は「レンズ雲」と呼ばれる種類の雲の一種で、
 ・上空の風が強い
 ・湿った空気が存在する
という気象条件の時に発生しやすい現象です。

強い風が山にぶつかると、両側や上方に風の流れが変わります。湿った空気が山にぶつかって持ち上げられると冷えて雲ができ、山頂の風下側では再び空気が下ることで暖まって雲が消える、という原理で山頂付近にだけ雲ができるのです。

つるし雲は、高い山の風下に現れます。上空の風に乗って流れる普通の雲と違い、いちど出現すると場所がほとんど動かず、「吊されて」いるように見えるので「つるし(吊るし)雲」と呼ばれています。


このあとは西から雨雲が進んできて、富士山周辺でも雲が厚くなり、だんだんと雨が降り出します。一時的には雨が強まるおそれもあるので、この先の外出には大きな傘が必要です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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